上の奥歯のあたりは特に骨が少ないです。
ヨーロッパの人種コーカソイドに比べ
日本人初めモンゴロイド(いわゆるアジア人種)は骨が華奢です。
インプラントを入れるためには骨が必要です。
その骨を調べるのがレントゲン診査です。
パノラマX線で2次元で、CTで3次元的に骨を調べます。
上顎臼歯部で平面的なパノラマ写真では骨が無い様に見える場合でも、
CTでは上顎洞の口蓋側(内側)に骨が斜めに厚く確認できる場合があります。
その骨を利用して斜めに入れる様な埋入法を傾斜埋入と言います。
また親知らずのあたり(上顎結節)にも利用できる骨があります。
その奥には血管が多いのでCT診査で骨の有る方向を立体的にチェックし
骨の外に出ないようにインプラントを注意深く埋入します。
それでも骨がない場合は骨を上顎洞の中に作ります。
やはりCTで上顎洞の中の血管や骨の厚みをチェックします。
骨の密度もCTで診査します。
骨が沢山有る場合は、良い質の骨の方向にインプラントを入れたりします。
抜歯前にインプラントするのが前提の場合
歯の周りの骨を割らないようにして抜きます。
骨を作るのが大変なので、CT診査で薄い骨をチェックします。
とにかく、抜歯の前にパノラマやCT診査をするのが基本です。

